ポンデュガールをよく見渡せるベンチで昨日買っておいたサンドイッチの朝食。キャンソン紙をはがき大に何枚か切ってきたのでスケッチ。アヴィニョンもそうだったが橋の橋脚は洪水時に流木等が当たってもかわせるように鋭角に突出しているのだが、下流側も同じ。流体力学に従ったのか、シンメトリーの原理か。

橋の上部も山の階段を登ってチェック。重い荷物を持っているのでつらい。ガリーグの記憶という散策路を歩き出したが荷物がずっしり肩にのしかかり凝って頭痛がしてくる。バスの時間まで約3時間あったが結局博物館には入れず。来たときのバス停にニーム行きの時刻表もあったのでロンポワンに隣接してるからどこ行きでもバス停1つで済むのかと思って待っていたら、一人の女性がやってきて、違うんじゃないかという話になり、ロンポワンの反対側に正しいバス停を見つけた。一人で待っていたらやばかった。バスは20分以上遅れて到着。6.5euro。
ホテルに荷物を預けて街へ。昨日買ったバナナを昼メシにして、闘技場へ。メゾンカレとマーニュの塔3箇所入場で9.8euro.ここにも日本語の音声ガイドがあった。アヴィニョンより小型。ただ見るだけじゃなんてことない遺跡も付加価値をつけることで入場料のエクスキューズになっている気がする。各所表示の番号で再生ボタンを押すのだが全部は聞ききれない。
次はメゾンカレ。半分ほど改修の覆いに覆われている。22分の3D映像が見られる。3Dめがねが波打ってたのが気になったがまあまあ。闘技場でやっていた映像のほうが鎧をつけた視界の悪いカットなんかもあってリアリティがあった。本来はこの神殿を回廊が取り囲む構成であったようだ。

南仏の都市では歩道と車道、歩道とトラム(路面電車)に段差も車止めもないことも多く、実にすっきりしている。チュニジアの階段並の歩道段差はいったいなんなんだと思う。
そしてマーニュの塔へ。フォンテーヌ庭園の丘を登った先にある。フォンテーヌ庭園の入り口付近、ピカソ広場で何グループもの爺さん達がゲートボールに似た鉄球投げ競技?をしていた。マーニュの塔は、入り口が分かりにくく歩き回ってしまった。階段は疲れるが頂上は風が吹きぬけ、ニームの街を一望できて爽快。帰りにショッピングモールに寄り、fnacという家電ショップでMacbookAirをはじめてみた。携帯電話のオレンジもあったが、iPhoneの実機は置いてなかった。
書店、CD,DVDもあり、ヨドバシやツタヤ、青山ブックセンターに来た感じ、日本の漫画もある。
矢沢あいとか藍より青(?)。DVDなどお手ごろ価格だけど荷物になるし、チュニジア価格に慣れてしまっているのでパス。ノーマンフォスターのカレダールの最上階サロンドテのテラスでパナッシェ、なかなか気持ちがいい空間。地下、1階が図書館、2,3階が現代美術館、3階にカフェレストラン。疲れてたのとで美術館はパス。

ホテルでチェックイン48.76euro。日本で言う2階で通りに面した台形の部屋。Room11:Cesanne.
上底側にシャワーと洗面、下底側半分にトイレ。デスクの上に扇風機、壁からスチームのアームで固定されたテレビはベッドに寝転がって見る配置。20時前に近所のレストランでムール貝とロゼ250cl=12.7euro、ちょっと塩味きつかった。ムール貝山盛り、フランスらしいもの食べてないなあと注文してみたんだけど、慣れないもの食うもんじゃない?知らない街で満足度のある食事にありつくのは難しい。明日のマルセイユはブイヤベースにこだわらないほうが無難かも。
ホテルはケーブでネット接続可と書いてあったのに、LANではなく、電話線に繋げと。詐欺じゃない。街をあるくとカフェやマクドでWifiと書いてある。ホテルでもいくつか電話は来ているが、FONなどパスワードを聞いてくるか、有料か、繋がらないかだ。
明日は最終日、ネットに繋がるのか、まともなものは食えるのか。
少し前に旅行の期待度と満足度の調査報道があって、フランスは期待度は一番だが満足度は一番ではなかった。満足度が一番なのはインドネシアだった。確かにこんだけ出してこれだけかよって国だよ。photos207枚。