2008年10月27日

夏の終わり

目が覚めたら8時過ぎ、寝過ぎだぁ。クロワッサンを食べながら今日で夏時間が終わったんだと気がついて時計を1時間戻す。本当はこの週末、暖かいうちに南部に行きたかったのだけど週間予報に稲妻マークがついていたのでやめていた。のに、昨日も今日も晴れじゃないか!ということで、昼食後バスに乗って東へ1時間海の街スースへ。ヨーロッパ人はまだ泳いでいた。浜辺でサンドアートしてるおじさん発見。ハートマークにマーメイド。
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メディナでカメレオン発見。ピンボケだけど。スパイス屋さんセット100円くらいだったので買ってあげてもよかったのだけど、使い方分からないのでいらないものは安くても買えない。
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928年に建てられたというMusee Dar Essid。19世紀の中流階級の住居を復元公開ということなのだけど、なかなか豪華だった。やたらたくさんある時計はドイツ製、タイルはスペインなど世界中から輸入された調度や建材。第一、第二夫人の寝室、寝室は合体用とことが済んだ後に夫人が一人で寝るベットが別にある。召使いの部屋も。中流とは言え豪邸じゃない?屋上にはスース市街を見渡すカフェ。入場300、撮影100、カフェ100で計約500円程、一度見る価値あると思う。
長距離バスターミナルから歩いてメディナに行って、メディナ東のガルビ門から城壁伝いに行こうとすると売春街らしきところへ迷い込んでしまうので注意。北側の市バス乗り場近くの門からサインが出てるので分かりやすい。
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ワイン赤ロゼと缶ビール7本購入。これで一週間持つかな。。。。
バス停まで歩いてたらスクーターに夫人と子供と3人乗りらしき親父がトロトロ追い越し様にジャッキーチョン。ええ歳して子供の前でなんて品性のない。あぁやっぱりタクシー乗ればよかったと一瞬思ったが運動不足だから20分くらい歩かないと。通りの向こうでは若者達がこちらに向ってミャーミャー訳の分からぬ奇声を発してるし、ああいうヤツらがいる限りチュニジアの国際化はあり得ないしチュニジア旅行は人には勧められないな。ヨーロッパのバカンス客が多いスースでは大丈夫かと思ったが、ダメだった。チュニジアにいる限り奴らのヤジからは逃れられない。相手がどれだけ不快な思いをしてるか思いやる想像力が完全に欠如してる。。。。あいつらヨーロッパ人にはファランセぇ!、サルコジぃ!フィアットぉ!とかアルマーニュぅ、ヒトラーぁ!とか言ってんのかなぁ?????
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2008年10月26日

街の果て

街を囲む環状道路の未完の部分が今どうなっているのかチャリで見に行ってみた。
舗装はロンポワンまでで、計画地は牧羊地に私道らしきもがあるだけで工事がはじまるような気配はない。街の東部は建物が少なく、グランモスクが見える。モスクが見える範囲というのが都市の領域を規定しているとも言えそうだ。
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焼却炉か?煉瓦の窯か?
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街の外周を左折したところでまたチャリのペダルが脱落。延々歩いて帰らねばならないかと思ったら修理屋があったのでスパナで締めてもらう。シュクラン(ありがとう)で済みそうだったけど、一応値段聞いて50円程。気をとり直して予定の行程を走った。翌日また乗ろうと思ったら前輪がパンクらしくぺしゃんこ。安心してサイクリングも出来ない。散歩にしようかと思ったが、街を歩くとジャッキーションだのチンチョンだの囃し立てるチュニどもが鬱陶しいのでミニマム近所で買い物だけにする。ヒキコモリになる。。。。。
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2008年10月25日

愛情路線

「好きな本」に何を書こうか?グローバルなプロフに日本語しかないのを書いても意味ないので翻訳されていてある程度親日家が知ってそうなのというと、村上春樹、よしもとばなな、辻仁成あたりか。フランスでフェミナ賞をとった「白仏」がよかろうと仏題を調べていて、久しぶりの辻仁成さんの日記を読む。
http://www.j-tsuji-h.com/html/from_tsuji/backno.htm
Le Bouddha blanc そのままか。ドイツ、スペインでも今年出版されたようだ。
相変わらず小説、音楽、映画と八面六臂の活躍。

建築家の坂茂さんと交流があるのか。彼は現在はフランスのメッスに第二ポンピドーセンターを建設中。四川の大地震、成都で仮設住宅をつくっているらしい。
http://blogs.yahoo.co.jp/banmatsfc/folder/914780.html?m=l
バルセロナではサグラダファミリアの彫刻家外尾悦郎さんにも会っている。

8月末にフランスで出版された「ピアニシモ・ピアニシモ」はデビュー作の「ピアニシモ」とは別物なのだろうか?監督六作目になる「ACACIA」がクランクアップ。彼の映画、製作過程の記事は見るけどいつも見逃してしまう。日本の企画が流れた「サヨナライツカ」も韓国の監督で実現。
元ジュディマリのYoshihito Onda,Kohta Igarashi,元エコーズのHiroki Ito,Jinsei TsujiによるZAMZA N'BANSHEEのライブが渋谷DUOで11月29日にあるらしい。どんなサウンドなのか聴いてみた。

小説家っていうのは世界の何処にいても仕事ができるからうらやましい。日本で生活するのはちょっと息苦しい感じがするので海外にいて時々帰るのがよさそう。でも小説家、画家、音楽家っていうのは敷居が低い分競争率は激しいわけで、それだけで食えるのはほんの一握り。建築家も遠からず。日本の景気は底が見えないし、帰国する2010年、ど不況だったりしたらシゴトのある国を求めてまた出稼ぎ放浪人生になってしまうのだろうか?

Amazon.frで本の送料って高いのかな?Webでニュース斜め読みするより本の方が読んだ達成感ありそうだし。。。

先日チュニスで買って来たワインがなくなりそう。
赤Vieux Thibar(2006) ロゼGrand Vin Mornag(2007)
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posted by May_Say at 00:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月24日

Facebook


最近、チュニジア人の友人にFacebookやってる?って聞かれたので、参加してみた。
そうしたらすかさず見つけられたのか、偶然か、別のチュニジア人から友達追加のお誘い。
いわゆるSNSのひとつなのだが、mixiやmyspaceと違って、本名での参加が多そう。というのも、友達に追加しないと他のプロフィールが見られないので、ほとんど名前と写真から知り合いかどうか判断するしかないからだと思う。hi5ほど強引ではないが、メールアドレス帳から自動的に友達を招待するしくみもある。

何故FacebookやMyspaceは日本で流行らず、mixiの一人勝ちなのか?って記事を以前読んだのだけど、英語ベースというのと日記がない、それに携帯非対応ってことだったか。あまりネットに詳しくない一般の日本人がはじめてFacebookを見たらただのプロフィールサイトじゃない?と思うと思うし、Myspaceはやたらとカスタマイズ機能がありすぎて、しかもそれを使いこなすには英語を読み解かなければならず、、、、、。mixiはニュースや娯楽記事まであって個人ポータルになるし、日本語のできるフランス人やアラブ人も多数参加していて楽なんだな。

意外とカナダやチュニジアの知り合いがやってるのが
http://www.flickr.com/
こういう写真を撮る人という人格の現れなのかな?

「いま何をしていますか?」って書き込む窓がfacebookにもあるけど、
つぶやきに特化した
http://twitter.com/
ってどうなんだろ?
messenger,iChat,skypeもやってないのに。。。なんか常駐させてみるか?でもメモリがもったいないから終了してしまうか?
posted by May_Say at 00:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月16日

床レンガ

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こちらのコンクリートの建物には、床の型枠にレンガが使われていて、何故わざわざ重いものを打ち込むのだろうと思っていたら、床に使われているレンガは長方形ではなく、シルクハットのような断面のものだった。つまり帽子のつばとつばが接するように並べるとレンガとレンガの隙間にコンクリートが充填され、リブ状の構造体になるのだった。リブ状の下部に配筋してるところは見たことがないが、レンガと一体化して鉄筋の役割を担うのだろうか?中空レンガ打ち込み工法は円筒形のパイプを並べて打ち込むボイドスラブにも通じるのかもしれない。
posted by May_Say at 21:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月09日

定点観測

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posted by May_Say at 22:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月08日

チュニジアにいても

気になるのは故郷の動向。先月、

▼調布市街地のデザイン・コンセプトを安藤忠雄氏に依頼
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/building/news/20080917/526266/

というニュースがあり、市のHPでもそれなりに情報公開している。
http://www.city.chofu.tokyo.jp/www/contents/1214896966709/index.html
http://www.city.chofu.tokyo.jp/www/contents/1220918831497/index.html
5ページの提案書、講評等ダウンロードできる

提案書を提出したのが2社しかなかったという記事にどういうことかと詳細を検索したら、説明会には14社が参加している。鹿島建設、清水建設、大成建設、石本建築事務所、坂倉建築研究所、安藤忠雄建築研究所、妹島和世建築設計事務所、久米設計、山下設計、松田平田設計、日建設計、日本設計、タカハ都市科学研究所、パシフィックコンサルタント。ゼネコンでもよかったの?

選考基準に過去5年間の調布市における業務実績、述べ床面積5,000平方メートル以上の公共建築における業務実績、一定程度の資本金、などがあるので、これで多くの小規模アトリエや個人の参加は排除されている。とは言え、基準を満たすJVを組めばよさそうなものだが、そうまでしないのは著名な建築家の審査員を立てなかったことと、安藤忠雄が既定路線だろうとほとんどの人が身を引いたのだろう。彼はここ数年、仙川の民間マンション、ギャラリー、市の芝居小屋など受注し、講演会などもしていた。

コンペやプロポーザルは出来レースだと言う人もいるが、公平な審査が行われると信じなければ参加などできない。時に無名の実績のない新人が選ばれることもある。

思えば、京王線連続立体化事業にともなう未来の調布駅とその周辺広場等の提案を行ったのは、もう13年も前の1995年、できたばかりの文化会館たづくりのギャラリーを借りて「+CHOFU〜調布の未来地図〜」という展覧会をオーガナイズした時だった。その時、岩田明士さんがつくってくれたのが下の模型。自然採光換気を地下ホームまで取り入れて地下鉄駅を視覚化するという、新渋谷駅を先取りしたアイディア。
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都市計画は息の長い仕事だ。今頃実施設計以前の基本構想段階で2012年に間に合うの?という気もする。
プロポーザルに全国から多くの案が寄せられなかったことは残念だが、決まった以上、安藤さんにいい仕事をしてもらうよう期待するしかない。調布駅の立体化はかつて高架案で流れ、再び巡ってきた補助金の順番がまわってきて地下化が決定した市民の悲願。環境系の人は地下水脈を切るとかぐじぐじ言っているが。街の中心駅があんなしょぼくていいのかと多くの人が思っていたと思う。

10月16,17,21日意見交換会があるようなので参加される方、後で様子を教えてください。

ケロアンのプロジェクトもいったいいつ予算がついて実施されるんだろうっていう案件がいろいろある。

posted by May_Say at 20:54| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月07日

醤油

今週のケロアンは16-31度、まずまずの過ごしやすそうな予報。
夏は暑く、ラマダン中は人前で水が飲めないので自転車には乗れず、いつの間にかタイヤの空気が抜けてしまっていた。先月チュニスに行った時に小型の空気入れがないか探したのだけどあらず、ケロアンでも見つからないので、どこかで入れてもらおうとチャリを押して出かける。最悪、買った時に入れてもらった修理工房まで行けばいいのだが、途中の中古タイヤ屋さんで聞いたら向いにのShellに行けと。ガソリンスタンドにあるコンプレッサー(?)でセルフで入れた。一応いくら?って聞いてみたらタダだった。全てのガソリンスタンドでできるのかわからないが今度入れる時は一番近いスタンドで聞いてみよう。あれって車もバイクもチャリも一緒なのかな?
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最近すっかり市内での行動範囲が狭すぎるので、さっそく郊外の大型店PROMOGROに行ってみる。
醤油発見!最後の1本。日本では1リットル200円しないのを使っていた記憶があるが、こちらではタイ製の250mlが約千円。実に20倍。今までそこまでして欲しいとは思わなかったけど、一月程前ワサビとショウガのチューブをもらったので、それらを生かすにはやはり醤油が欲しい。ケチャップに醤油を混ぜるとソースになるという話も聞き、やきそばもどきができるのでは?と期待も膨らむ。日本から送ってもらう程のことじゃないけど、一時帰国したら醤油と麺つゆ、海苔、鰹節、味噌、ソースなんか買って帰るだろうなぁ。
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写真の逆立ちタイプのマヨネーズも中心部では売ってない(瓶が主流)。ノンアルコールビールも一時入荷したことがあったが最近はない。ビールが買える場所ではノンアルコールなんてまずくて飲めたもんじゃないが、ビールがない世界では雰囲気だけでもありがたい。夏頃から市場に出回っているサボテンの実。面倒臭そうなのでまだ食べていない。
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posted by May_Say at 01:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月03日

アラブミュージック

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アラブ音楽は日本の演歌みたいな雰囲気があって馴染めないのが多いのだけど、日本の、というか欧米のポップスやロック、ラップ、ヒップホップに近い、言葉だけアラブというのもあるし、PVもストーリー仕立てで面白いものがある。時々テレビで見るアラブの音楽チャンネル

Melody Hits
http://www.melodyhits.tv/

ここで最近ヘビーローテーションなのが、

NANCY AJRAM Betfakar Fi Eih (NEW OFFICIAL VIDEO)
http://www.metacafe.com/watch/1564025/nancy_ajram_betfakar_fi_eih_new_official_video/

Melody Hitsのサイト、アーティストや曲をクリックすると曲が聴けるようになっているのだが、チュニジアからのアクセスだと、「貴国にはサービスを提供していない」となってしまう。
ちなみにチュニジアではYoutubeは見れないし、iTunesで曲が買えないし、MixiMusicのストリーミングも利用できない。衛星放送に国境はないみたいだが、インターネットは国のドメイン(.tn)ではじかれてしまうようだ。

うちはNilesatというアラブ系衛星チャンネルが見れるのだが、日本の放送は見れない。チュニジアの日本人間で最近話題になったのは、日本の国際放送が全英語になるとか、今までみれた番組にスクランブルがかかるようになったとかいう話。海外でそんなことしてんなら、NHKは地デジ移行にあわせて受信料払ってない人にはスクランブルかけて見れないようにすべきですね。多くの人は払ってないヤツがいるっていう不公平感から払わないんだし。給食も弁当にすれば毒米食わされることも不払い者に苛つくこともない。

話を戻して、ウイルスや情報漏洩の知識が不十分だしMacメインなのでWinny等のファイル共有ソフトは使わないし、あれこれ検索してアラブミュージックのお気に入りを見つけるべく収集中。

Downrad
http://passionate-music.blogspot.com/search/label/Arabic%20Music
とか。

そのうちアラビア語で検索したり歌詞を解読できるようになりたいんだけど。。。
posted by May_Say at 20:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月02日

収穫

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自宅の庭にあるレモンの木。ようやく収穫期。こちらのレモンは黄色くなる前に割れてきたりしぼんでしまったりするので緑の状態で収穫。市場でも緑のを売っている。とりあえずズッキーニのソテーを塩とレモンで食べてみたり、スコッチの水割りに垂らしてみたり。
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posted by May_Say at 16:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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