
1月14(水)17:20家を出て、17:50調布駅北口発ハイウエイバスで成田へ。一人貸し切り状態。都心を抜ける時、東京タワーやレインボーブリッジ、湾岸の夜景が見える。19:25成田着。両替が19:30に閉まる寸前だったので4万円分ほどユーロにしておこうかと思っていたのだが、やめた。パリはトランジットするだけだし、為替がどちらに動くかは読めないからEUを旅行する時にしよう。成田では百二十幾らだったがパリでは百三十幾らだったので両替するなら日本でしていくのがよさそうだ。
ネットが繋がるかMacbookを開いてみるが、有料の無線LANしかない。10分100円のデスクトップがあったのでドトールのアイスコーヒーを飲みながらメールチェック。空港ドトールにはビールも置いていた。21:55発AF277でパリへ。ほぼ満員の乗客。まもなく和風(照り焼きチキン)かフレンチ(ポーク)の機内食。もちろんこれから食えなくなる豚、そしてビール。真夜中の乗り物上の食事が祟ってか気分が悪くなる。たまに乗り物酔いするのを思い出した。機内では調子に乗って酒は飲まない方がいいのかもしれない。パリ到着時間の制限があるとかで飛行時間が14時間だという。これは辛い。1年に1回が精々だ。往復するなら一ヶ月は滞在しないと割が合わない苦痛である。到着前に朝食がある。フォークを床に落としてかがんだら腹筋を吊りそうになる。中央4列席で左にはハワイにでも行って来たのか貝と花の首飾りをじゃらじゃらつけたカップル。アラブ人だろうかどこの国の人かは分からない。右は同世代風日本人。

4:25シャルルドゴールに着くと、チュニジアに乗り換えるのは自分だけのようだ。免税店は全て閉まり、出発ロビーには乗り換え客らしき人が3人ほどと空港のスタッフがちらほら。出発ゲート先端にある寝椅子でしばらく休憩。思ったより暖房が効いて暖かかったが、徐々に冷気が強まってくる。7時を過ぎるといつの間にか免税店も開き、ロビーのベンチにも多くの人が座っている。ロビーにはS字型平面のWifiデスクがいくつかあるが、どれもコンセントが壊れているのか通電できない。Macbookも携帯電話もすかり放電して死んでいる。携帯電話ポールにコンセントがあったので、若干充電。CDGも有料のWifiしかないようだ。
8字頃免税店でボルドーワインとスコッチバレンタインを購入25.2ユーロ。三千三百円程か。8:05搭乗、9字頃離陸。翼の後方非常口隣の席で通常3列の窓側の席がない。隣の客は乗員に何か言って席を移ったので2席分ゆったりできた。豚が入ってない保証書付の朝食がでて、11:15チュニスカルタゴ空港着。チュニジアでは到着ゲート付近にも免税店がある。パリで買う必要はなかったのかも。
市内のタクシーは8割方ちゃんとメーターで走ってくれるが、空港には少しでもぼろうと旅行者を餌食にする運転手と呼び込みが集結するので闘わなくてはいけない。無理矢理荷物を持って案内しようとうとするヤツに1D(約90円)せびられ、乗ったタクシーは15D(約1300円)ふっかけてきて折り合わず、すぐに下りて乗り換え、市内までメーターでは2.8Dスーツケース分と合わせて4Dあげたが、普通に街で拾えばスーツケース代をとらない場合も多い。チュニジアが観光に力を入れるつもりなら、国の顔とも言える空港でのこの不快さを除去するべきだろう。裏技としては、市内から空港出発階である2階に乗り付けるタクシーを拾えば普通にメーターで走ってくれるということである。
1年間の滞在許可があと3日で切れるので、チュニスの事務所で諸手続きと近所でランチをして、タクシーでモンセフベイルアージュステーションへ。2.8D(約250円)。ケロアンまで9D(約800円)。15:00、8人目の乗客となってすぐに出発。17:00過ぎにケロアン到着。タクシーに乗ると、初乗りが600(Millimes約50円)になってるのですかさず指摘、400に直させる。メータは簡単に操作できるようで、これでボラレルこともたまにある。とにかく途上国では気を抜かないことだ。17:15頃我が家へ。時差が8時間だから日本は16(金)真夜中の1時過ぎ。日本の家からケロアンの家までドアツードアで約32時間。疲労困憊したところに問題発覚。そちらはmixiへ書いたので翌日16(金)

本日2009年の初出勤。
昨年夏に北側のクーラーのある倉庫ような部屋に移っていたのだが、もとの南側の部屋に引越。電気オイルヒーターもいれてくれて、とりあえず気持ちよく新年のスタート。欲を言えば、1年前に来た時に暖房はいれて欲しかったな。そうすれば真冬にできるだけオフィスに、そしてケロアンにはいたくないとは思わなかったろうし、年末年始日本に帰らなかったかもしれない。
今月は草の根無償資金援助の締結式があるとかでケロアン県知事と日本大使との調印式に同席することになりそう。孤児院のプロジェクト。おそらく2006年の案件リストにあがっていたものだと思う。昨年のJICA国際協力機構とJBIC国際協力銀行の統合で無償から有償資金協力まで一元化されるということだったので、案件にからめないか質疑を出していたのだが、既に完了した案件で他の案件の質疑ともどもSV事業とは関連はないものと考えるよう回答をえていた。外務省も独立行政法人も納税者から見れば同じ血税の使い道なわけだけど、今回の案件が新規ではなく僕が問い合わせた案件と同じモノだとしたら、縦割りで風通しの悪い組織だと言わねばなるまい。まあ枠組みをちょっとつついてみながら末端でできることをするしかない。
posted by May_Say at 23:08|
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