

チュニジアの交差点には信号機がなく、ロータリー(ロンポワン)になっていることが多い。ロータリーには何もないこともあるし、花壇になっていることもあるが、主要な場所にはモニュメントが設置されている。これもピンキリで凝ったものからチープなものまである。うちの近所のロンポワンがカリグラフィーを立体化したような抽象的なものだったので、最初はイスラムだから偶像崇拝はダメなのかと思ったのだが、いろんな街を見て回ると、具象的、直裁的なモニュメントも多い。最近現場を見に行ったケロアンでの新しいプロジェクトは交通量が増えてきた交差点をロンポワンに改修するもので、おそらくモニュメントが設置されることになると思う。

ガベスのグランモスクはまだ工事中のようで、チュニスやスースのとは異なり現代性を指向したようである。(上右)

チュニジアの街には多くのモスクがある。各コミュニティ、小学校区、中学校区にひとつあるくらいの印象。鐘塔のデザインには様々なバリエーションがある。

バスステーション近くの商店。ガベスは籠の産地であるらしい。(上)
ガベスのバスステーションはジェルバのホームスークと同様、建物の1階を通り抜けて行くタイプのつくりなので、もし雨が降っても濡れずに乗降できる。(下)

長距離バスは北部のビゼルトからチュニスを経由してケロアンを過ぎたところでケロアン銘菓マクロウドを買う休憩があり、しばらくしてランチ休憩、そしてガベス、メドニンを経てジェルバ島に至る。帰りのバスはチケットは買えたが席がなく、1時間程立っていたら、チュニジア人紳士が席を譲ってくれた。JICAと観光開発の仕事をしたことがあるらしい。ハマメット在住で週末にでも遊びに来てと言っていた。外国人を見たら騒ぎ出したり野次を飛ばす鬱陶しいヤツ等ばかりじゃなく、たまにはいい人もいるのがチュニジア。
旅の予算/チュニジア南部二泊三日
バス:(ケロアンーメドニン14.7D)+(ガベスーケロアン11.21D)=25.91D
車 :72D/4人=18D/人
小計:43.91D
ホテル:Hotel Douirete25D+Marhala du Touring Club17D(両夕朝食付)=42D
食事:1金/昼サンドイッチ1D+2土/昼Koucha3.5D+ワイン5D+3日/昼チキン3D=12.5D
合計:98.41D(約7千円)
地域情報 アフリカ
posted by May_Say at 16:40|
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