2009年05月12日

Hotel Sidi Dris

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オテル・シディ・ドリスはスターウォーズの撮影に使われた穴居。映画のセットというのは映画の中で見るとそれらしく映っているが、実物は結構チープな感じ。トイレや客室ドミトリーの扉もチープで「迷い方」には8D(約560円)と書いてあるからとにかく安く巡りたいって人はいいかもしれないが、宿泊客がいる気配はなかった。昼間に団体客がバスで乗り付けて休憩するのがメインなのかもしれない。

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周辺の穴居。つづく。。。。
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2009年05月11日

Matmata 1

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メドニンから約1時間、60km東に穴居で有名なマトマタに着く。いくつかある穴居ホテルのうち、BarがあるMarhala du Touring Clubに泊まった。入り口左にヴォールト屋根の土産物屋が並び、奥に穴への転落防止の為の手摺の白い柱が見える。土産物屋は夜間も陶器など出しっ放しで、ホテルも部屋の鍵はくれない。そんな土地柄。写真2は穴居の上から入り口方向を見下ろしたところ。

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17D/人(約1200円)で夕朝食付。下の部屋(地下二階)は広く天上も高いドミトリーで、もう少し安いと思う。私の泊まったのは写真の階段を上がった右側の2ベッドの部屋(地下一階)。

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チェコから来たチャリンコ軍団が大雨で濡れた服や荷物を干していた。

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右写真の階段左側の扉がバー。煙草臭いからパス。その左側に鎖を持ちながら壁の穴に足を掛けて登る部屋が見える。泊まれるつくりにはなっていたが、布団は置いてなかった。さらに左の写ってない部分にレストランと左下側の面に厨房がある。Douiretもそうだったが酒の持込みOK。
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次は、オテルシティドリスへつづく。。。。
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2009年05月10日

Metameur

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クサールハッダダからベニ・ハデッシュに向ったが、クサールはBeni Khddasheの街にはなく、さらに山道を数キロ行ったところにあり、大雨で土砂がアスファルトを覆っている部分があったので無理せず断念。クサール・ジュムアも濃霧の中、未舗装の悪路を行かなければならなかったので安全優先でパス。
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メタムールはメドニンからマトマタへ向う途中すぐ6kmほどの所にある。
ゴルファ(倉庫)を改修したカフェや土産物屋を抜け、広場の入り口に出る。
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広場の奥にテーブルが並べられているが人はいなかった。「迷い方」にはHotel el Ghorfa 15D夕朝食付と書いてあるが、ここには宿泊できそうな雰囲気はないから別にあるのかもしれない。
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さらにマトマタに向う途中にトウジェン Toujane の村がある。街道沿いにカフェやキリムなど売るアルティザンが並ぶ、素朴で小さな村。どんな小さな集落にもモスクがあるようだ。メドニンからマトマタ、マトマタからガベスへの道は山間部のワインディングが続き、車を運転できる人はレンタカーで回ると気持ちがいいと思う。
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マトマタに着く前の浸食された山肌。適当な建材がない場所では山肌を掘って住居にするのが最も手っ取り早いのではないか。マトマタにつづく。。。。。
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2009年05月09日

Ksar Hedada

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スターウォーズの撮影に使われたクサール・ハッダダ
ホテルと書いてあり、食堂やイベントスペースも整備されているが、営業しているのかどうか。。。

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チュニジアのモスクはほとんどミナレット(塔)は1つだが、この街のは珍しく2塔。

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他のクサールと異なり、内階段で3階まで上がれる。居住用のようである。

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↑オリーブの圧搾機のある部屋  滑車で籠を吊るしているところ↑
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まだまだ未整備のところも
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隣接してまた別のモスクがあり、屋上に林立する柱に月と星が突き出す珍しい形式。


次はメタムールへつづく。。。。
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2009年05月08日

Tataouine

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かつての隊商の中継地で個人でクサール巡りをする時の拠点にもなるタタウィンで昼食休憩。
壷焼のGargouletteと言う料理が名物らしい。右はKoucha a la biande
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大雨で道路は川となり、レンガが飛び石として置かれていた。
車道と歩道の段差が異様に大きいのは増水対策なのかもしれない。それにしても道路の排水を整備するのはそんなに大変なことなのか?雨はたまにしか降らないから費用対効果というか、年に何日かは我慢すればいいという発想なのか?。。
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以前日本人が卓球を教えていたという青年の家。

次はクサールハッダダへつづく。。。
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2009年05月07日

Ksar Ouled Soltane

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↑アプローチ。低層のクサールを抜けると4層のクサールが囲む広場がある。
↓この広場で11月にクサールフェスティバルが行われるらしい。
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タタウィンから南東へ17kmほどところにあるクサール・ウレド・スルタン
広場の入り口に人がいて素人くさいクサールの水彩画を売ってるが、無料で見学できる。
建築系の人は思わず原広司だぁ!と叫びたくなるような造形。
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↑壁面から突き出した枝は荷物を上げる為の滑車の役割をする。
この階段で上まで登るのはちょっと怖い。
日本の建築基準法ではこんな手摺のない建物はつくれない。
↓内部。上部は穀物等の倉庫、一階は住居として使われた形跡がある。
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次はタタウィンへつづく。。。
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2009年05月06日

Ksar Ouled Debab

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クサール・ウレド・デバブはドゥイレットからタタウィンへ向う中間にある。付近で恐竜の化石が発見されたのか、丘の上に恐竜のオブジェがあったり、クサール・ウレド・デバブにもFRP製のチープで巨大な恐竜オブジェが鎮座している。クサール群の中では一番観光開発が進んでいて、北アフリカ中近東のカリグラフィーや調度、衣裳を集めた博物館とカフェを併設し、近い将来高級ホテルが開業する。レストランとパンフレットはできていた。博物館は5D+写真撮影代2D=7D(約五百円)とチュニジアの物価と他の博物館に比べて高いが、それなりに見応えはあり、お姉さんが解説してくれた。 インテリアの手描きのヘタウマ風装飾は若干違和感を感じないでもないが伝統的な図像を現代風に解釈しているつもりなのだろう。恐竜といい、ちょっと手を入れ過ぎじゃないかな。歴史的遺産を引き立てるような改修と利用を考えて欲しい。

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マハディアやスファックスの博物館はガラスケースに展示されているが、ここは直接なので反射しなくていい写真が撮れる。

次はクサール・ウレド・スルタンにつづく。。。
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2009年05月05日

Douiret

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メドニンから南へ車で約1時間、60kmでタタウィン、さらに南西へ約20kmのところに山肌を穿ってつくられたクサールの街Douiretがある。駐車場のレベルに1軒、石段を上がったところにもう1軒のホテルがある。チュニジアに来て1年4ヶ月、週末に少しずつ見て回った中では一番チュニジア情緒の感じられる宿だった。地中海リゾートは南仏の廉価版的だし、ローマ遺跡ならイタリアやフランスの方が見応えがあるし、現代都市への連続性もある。砂漠やメディナはモロッコやエジプトと似てそうだし、チュニジア独自のものはやっぱり南部のクサール群なんじゃないかと思う。

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宿泊したホテル(上)から下のホテルを見る

Hotel Douirete:25D(約二千円)夕朝食付。中庭を挟んで向いに共同のトイレとシャワーがある。新しく綺麗だが、シャワー時に服を置く棚がなくフックのみで、洗面台にも石鹸置がなかったのが残念。

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↑部屋は手前にベッド2つとL型ベンチ、奥の部屋にベッド2つがある。
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右の部屋に宿泊。↑ 扉は枠の縦木が針金の輪に差し込まれてそのままヒンジになっていてるというシンプルなもの。マトマタの穴居の扉も同じしくみだった。戸板は繊維がはっきり見えるヤシの木。錠は付いているが鍵はくれなかった。↓
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掘りやすい地層があるようで、等高線のように山の同一レベルにクサールの廃墟が続いている。↑
ホテルから駐車場へ下りる石段。貯水タンクから給水のホースが見える。駐車場にはバイクとバギーが並んでいる。そういうツアーがあるのだと思う。↓
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ドゥイレットの環境と自然保護協会があり、改修中の廃墟もあったので、観光資源としてまだまだ発展の余地がありそうだ。地形と建築両方味わえるサイトだ。あいにくの雨で山の頂上まで行けなかったのが少し心残り。

クサール・ウレド・デバブにつづく
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2009年05月04日

メーデー企画

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日本はゴールデンウィークで16連休なんて人もいるようだが、チュニジアでは5月1日がメーデーの祝日で、金土日三連休がとれたので、南部に行ってきた。webの時刻検索ではケロアン10:15発だったので9時半にはバスステーションに行ったのだけど、直前までチケットを売ってくれず、しかも遅れて11:15出発。バスでチュニスからの夫婦と合流して、メドニンの日本人宅を見学。16:30くらいだったかな。やっぱり長距離バスは乗ってるだけで疲れる。U邸、うちよりすごい。地元の名士である大家が同じ敷地に住み、玄関前は芝生の庭。内部には結構良さげな調度品。こんな家に住めれば外交官気分が味わえそう。そして一路1(金)の宿Douireteへ、つづく。。。。

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2009年05月01日

大潟村

「ヤンキー論は続く。森田さんに会ってきました/五十嵐太郎氏(6)」
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/building/column/20090423/532219/?P=2
で懐かしい名前に目がとまった。長文コメントをよせた三浦昌人さんってたぶん昔のYDA非常勤仲間じゃないかな。今回は建築ジャーナリズムや建築の主流と実務や施主の狭間や距離について様々な立場の人が興味深く読める記事になっていると思う。

芋づる式に日本の建築系サイトなど久しぶりにチェッックしてみる。
歳を重ねる建築士によくありがちなことに、最近雑誌(新建築、GA、a+u など)を見なくなった、というのがあって、忙しくて見る暇がなくなってくるというのもあるし、情報を追うのはきりがないというのもある。ある程度の情報量を蓄積した後は独自の探求をして情報を発信する側に回りたいというのもある。とは言え、やっぱり業界の動向は定点観測して自分の立ち位置を計り直してみることは必要だと思う。

日本を留守にしている間に
「建築系ラジオ」http://tenplusone.inax.co.jp/radio/
なんてpodcastがはじまってたんですね。
学生向けだけど、コアメンバーは世代が近いので、同世代や下の世代が今何を考えているのか、ちょっとは刺激になる。
それにしても最近の学生は恵まれている。

僕らが学生の頃は、こんなpodcastもインターネットもなかったから、講演会に行ったり、興味のある建築家を訪ねたり、高価な本を買いあさったり、海外の雑誌を定期購読したり、自分の足で情報を収集しなければならなかった。最近は卒論、卒計の指南本もあれこれありそうだし、「建築学生のハローワーク」なんかもある。

一方で自分で考えもせず、安易に人に聞いたり、ネットに頼り切ったり、それ以前の問題として「習ってません」とか開き直る学生も多くなってそうだけど。。。パソコンがなかった世代は大人になってから自分でマニュアルを読み解き覚えるしかなかったんだから。常に新しいものがでてくるから学校っていうのは学び方や学ぶ契機、人が出会う場に過ぎない。

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「岩佐明彦インタヴュー 内部化する郊外をめぐって ニュータウン、ロードサイド、地方都市」の中で話題にあがっていた大潟村をgoogle mapで見てみる。コンピュータ基板のような俯瞰。今自分が探求すべきテーマは何だろう?と気持ちを新たにする。
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