8:15中庭で朝食。7euroだけあって、クロワッサン、バケット、コーヒー、ジュース、ゆで卵、りんご、ヨーグルトを選択。他にシリアルやチーズ、缶詰のモモなんかもあったが朝からそんなに食えん。
9:00にチェックアウトして9:57アルル発の電車でアヴィニヨンへ。混んでいて座れない。10:13着。アヴィニョンのホームにも自転車で乗り付けている人がいる。チャリでずっと回っているわけではなく、都市間は電車で移動して要所をサイクリングしているのかもしれない。

明日はバスでポンデュガールへ行く予定なので長距離バスターミナルへ時刻のチェック。薄暗いバスターミナル。窓口はあるが並んでいて一向に進まない。目当ての時刻表は見つからず、モニター表示の出発リストを見ると事前に調べていたのと違うようだ。とりあえず保留でホテルへ。部屋の準備ができていないので荷物を預けて街へでる。
まずオフィスツーリズムへ。AVIGNON PASSIONという小さな割引冊子をもらう。これがあると2箇所目以降20-50%引きで入場できる。ホテルで地図をくれたのだが、日本語版をくれた。ついでにポンデュガールへのバスとガールからニームへのバスの時刻表を出力してもらう。ネットで調べたサイトと同じようだが中身は変わっている。おかしいなあ。9月に入って変わったのか?
最初はMusee Lapidaire,2euro.エジプト、ギリシア、ローマなどの彫刻や壷、埋葬備品など。そしてアヴィニョンのメインともいえるPalais des Papes(教皇宮殿)

割引後でも8.5euroと高いがとにかくでかいし、巨大な携帯電話のような日本語の音声案内も貸してくれる。現代アート的な映像のインスタレーションをやっている空間もあった。そしてPont Saint-Benezet,3.5euro.こちらも日本語音声ガイドあり。日本人の観光客が多いってことか。シャンソンに歌われているアヴィニョン橋。ローヌ川の氾濫で幾度となく橋脚が流され、現在は川の途中までしかない。
ローヌ河岸はとても綺麗に整備されている。

アヴィニョンはアルルより開けて垢抜けた感じ。通りの幅員も広いし、今風のテナントが入っている。
アヴィニョンといえば、ピカソの「アヴィニョンの娘達」だったか?ピカソの回顧展でキュビスムへの重要な転換点となる作品というように位置づけられていて、数人の裸の女性がピンクとオレンジの中間の色調で乱暴に描かれたような絵だったと思うが、この街にはそんな雰囲気は微塵もない。昔はローヌ川の畔で盛んにピクニックや酒盛りが行われたらしいが、さながらビーチのような様相だったのか?
そろそろ疲れてきたし、15時を回って軽く何か食べたかったが適当な店が見つからず、MUSEE CALVET,3euro.宗教画、風景画、彫刻など豊富なコレクション。英語の音声ガイドを貸してくれた。17時をまわり、昼飯には遅すぎ、晩飯には早すぎ、困ったときは世界のビックマック指数チェック3.6euro,ポテトとビールセットで6.1euro。日本のほうが安い?為替の問題か、フランス人の給料は高いのだろうか?
明日7:40のバスに乗るのでホテルの朝食8:00では間に合わず、食材を買出しに行かないといけないが、部屋に冷蔵庫があるかないかで変わってくるのでチェックイン、支払いを済ませ、部屋チェック。52.85euroもしたのにクーラーもドライヤーも冷蔵庫もない。WiFiでネットに繋がるはずが今日も繋げず、なんかチュニジアの物価の安さが懐かしくなってくる。SHOPIというスーパーでサンドイッチ1.68,バナナ1.06,コーラ1.5lがなんと0.87euro.オフィスツーリズムの横の教会の見える遺跡公園でコーラを飲んでいたら職員がもう門を閉めると言う。21:00までじゃなかったのか?と思ったら今日から9月か。旅をしてると日付と曜日の感覚が希薄になる。
ホテルの斜め向かいの建物の1階がガラス張りで食堂のような部屋に車椅子の老人が見えたので老人ホームかグループホームかと思ったらリタイアした人の家と書いてあった。
ホテルでぬるくならないうちにコーラ1リットル飲んだら歯が溶けそうな後味。
月曜日はあちこち休館だったのだけど、今日もいっぱいいっぱい。photos186枚。