昔ケロアンに住んでいた日本人から引き継がれたポケットブック(ペーパーバック)Amelie Notombの"
Robert des noms propres(2002年)"を読んでいる。できるだけ辞書を引かないようにしているのでバレリーナを目指す少女の成長を書いた話ってくらいしか説明できないが、読了前にふと、作家の名前を検索したら、フランスではなかなかの売れっ子らしい。
http://en.wikipedia.org/wiki/Am%C3%A9lie_Nothomb
外交官の娘として神戸で生まれて各国を点々とし、23歳の時に住友商事に1年勤めてベルギーに帰り小説家となるのだが、9作目となる"Stupeur et tremblements" (畏れ慄いて1999年)が日本勤務の経験から書かれた小説で映画化もされている。日本企業の変な掟を誇張しすぎていると賛否両論あるようなので、いつか見てみたい。
http://www.bacfilms.com/site/stupeur/