2008年09月22日

メラミン


中国産粉ミルク、牛乳にメラミンが混入され乳児が死亡、腎臓結石などになっている問題、日本にも混入商品が輸入されていたことが分かり、問題が拡大しているが、建築関係者は少し違った観点から情報収集にかられた人も多かったのではないか?メラミン化粧合板という建材が昔から建具や家具に広く使われているけど、大丈夫なのかと。

化学的に生成された新建材というのは、普及時には安全性や耐久性が唱われるが、現実には長い年月を経て健康被害が明らかになったりする。各種接着剤や石綿=アスベストの時のように。

wiki
「メラミン樹脂(melamine resin )とは、アミノ樹脂に属する熱硬化性樹脂でメラミンとホルムアルデヒドとの重縮合により製造される合成樹脂であるメラミン–ホルムアルデヒド樹脂とも言う」
シックハウスの原因の一つといわれるホルムアルデヒドに不安を感じつつ、
「メラミン–ホルムアルデヒド樹脂自体には毒性は知られていないが、製造工程によっては残存するホルムアルデヒドの毒性を問題視する識者も存在する」
ということらしい。

メラミン食器(国際化工)
http://www.kokusai-kako.co.jp/product/an_faq.html
メラミン化粧合板(アイカ)
http://www.aica.co.jp/01items/veneer/directory.php
あたりにはとりあえず健康被害への言及はない。

ついでに「メラミンスポンジ」というのが通常のスポンジでは落としにくい「茶渋」「鍋の汚れ」など洗剤なしで汚れが落とせると評判らしい。従来は漂白剤や重曹を使うところ。うちにもいただきものの重曹があるが使いこなせてない。ベーキングパウダーや灰汁抜き、食品添加物など調理にも使われるらしいが、こちらも全然。

自然界にも有毒物質はたくさんあるので自然素材でつくれば大丈夫とは言い切れないし、携帯電話やIHヒーターの電磁波、道路の粉塵や大気汚染など心配し出したらきりがないので、家では換気に注意して特定の商品や場所に執着せずにリスクを分散するのが防衛策か。世の中には分かってないことの方が多いのだ。
posted by May_Say at 19:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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