2008年11月10日

チュニジア南部へ

11月7(金)はベンアリさんが21年前にクーデターを起こして大統領に就任した記念の祝日であることに気づき、今度こそ、とバスターミナルにタクシーを走らせ、10:30過ぎのトズール行きに乗る。15.57D(約1500円)。三連休ケロアンにいるのは退屈すぎるから。とりあえず着替えとお金があれば大丈夫だろうと出てきたら、歯ブラシ、充電のCプラグ、旅の指差しチュニジア語を忘れた。Douzの日本人が入れ違いにチュニスに上がると言うので今回はトズールとタメルザでも見よう。ケロアンを出て10分くらいで休憩が30分ほどあり、もう一回くらいあるだろうと思っていたら、昼食を食べ損なって15:30過ぎにトズール着。

何か軽く食べたかったが、軽食スタンドにはハエがブンブン群がってたのでパス。近い順にホテル探し。1件目Hotel Nifferシングル15Dはなく、ダブル26Dはあったのだが、まだ余力があったので次へ。2件目Hotel Essadaは場所が分からず、3件目Hotel Khaliffaは7Dと格安らしいのだがレセプションに人がいなくて次へ。3件目でResidence Warda 15D。トイレシャワー共同。情報よりちょっと高い。腹は空いてたが明るいうちにメディナを見ておきたかったで、旧市街を一巡して17:30ころ昼夜兼の食事にありつく。レストランの前でオーナーが知り合いとトランプをしていて、通りかかったら手招きして厨房の食材を見せてくれたので、鳥とポテトフライとサラダで3D+コーラ1Dで約400円。トズールはレンガの凹凸で幾何学装飾を施した建築が特徴なのだけど、目抜き通りとメディナはあっというまに回れる狭さ。新聞La Presse(0.5D)+と歯ブラシ(2.5D)購入。
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ホテルに戻り、タメルザ方面のツアーを扱ってないか聞いたら35D、朝8時の出発でお願いしたのだが、翌朝出発時間になってレセプショニストは1時に中国人が砂漠に行くから一緒にいったらどうか?と言い出す。人数多いから20Dでいいと。1時まで5時間どう時間を潰すか問題だが、チュニジアに来て、散々ジャッキー、ニーハオ、チンチョンなど中国人に間違われ野次を浴びせられ続けてるわりには一度も中国人に出会ったことがなかったので、どんな人たちだろう?と話しに乗ることにした。

まずツーリスティックゾーンと街を見渡せる丘の上の公園へ。「迷い方」の地図と記述は多々間違いがある。博物館のあるホテルMusse Dar Cheraitは進行方向左ではなく右手にあるし、レストランベルベルはインフォメーションの手前ではなく、先にあり、旅行会社が多数あるのはAv.Farhat hached de la LiberteではなくAboul Kacem Chebbi。Hotel El Arichもcがsになってる。シゴト柄チュニジア各都市のつくり、とりわけ旧市街の再生とツーリティックゾーンの開発状況等できるだけ多くチェックしておきたい。岩山を彫ってつくったような巨大な顔のオブジェがある展望公園はツーリスティックゾーンへの道の突き当たり。

その先にはゴルフ場がある。8時台、9時台には誰もプレーしてなかった。9月までトズールで煉瓦の新しい技術を指導していた日本人はプレーしてたのだろうか?日本ではゴルフをしようとは思わないが、徒歩圏で安くできるならはじめてみてもいいかもしれない。奥さんはやっと帰れると帰国を喜んでいたからやってなかったか?
 公園にはいくつかの楽器のオブジェ、顔のある岩、鷲のオブジェなどがあり、観光ラクダがスタンバイしている。岩場はわりと脆く、こんなの彫ってもすぐ風化してしまうのではないかと思ったら、顔の部分はFRPの張りボテだった。夜間のライトアップも考えられている。
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しばらく岩の上から街をぼんやり眺めたあと、街を右回りにバス、ルアージュステーション方面へ歩くと、手前に大きなスーク(露天市)があり覗いてみる。それほど目新しいものはない。旧市街をまた歩き、時間を持て余してカフェで新聞Pa Presseを広げる。昨晩買った11月7日記念の特集号でChangementの文字が随所に踊る。主要な都市には11月7日通りがあり、7をデザインしたオブジェがあちこちにある。国営TVはTunis7。ボヤボヤしてるとすぐにカップにハエが群がるので早々に飲み干して、街を2周目、博物館のあるホテルDar Cheraitを確認、腹は空かないが正午を過ぎたのでベルベルピザの昼食2D。うまいか?って言われるがまずいとも言えず。そんなにおいしいものじゃない。誰か本当のことを言ってあげた方がいいのか難しい問題だが、あれをうまいと感じる人もいるかもしれないし。。。

ツアーがでるホテルに戻る。一緒に行く中国人は2、3人かと思っていたら12人もいて2台の4WDで30分ほど遅れて出発。チュニスのブルギバスクールでアラビア語を学ぶ学生さん達。Ong El Jamelと言われるラクダ岩とスターウォーズの撮影セット廃墟を巡る。正直トズールの砂漠は予想通りしょぼい。砂漠と言ってもドキュメンタリーや映画のワンシーンに出てくるような美しい風紋の砂丘がどこまでも続くなんてことはなく、ほとんど草がちょぼちょぼ生えた荒れ地の様相で、わずかにある草がない砂丘スポットは毎日大量の観光4WDが押し寄せて車の轍だらけ。風紋も意外に堅く、サラサラの砂に倒れ込んでみたいなんて思える代物ではない。
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17:00過ぎにホテルに戻る。トズールはもういいや。ガフサまで戻って朝一の電車があれば渓谷を巡る観光電車レザールージュにでも乗るかとルアージュ乗り場に行ったら今日はもうでないという。電車は20:30にあるらしいが、22:30ころガフサでホテル探しは気が重い。しかたなくまたホテル探し。4件目でResidence ElARCHに落ち着く。ガラスブロックの小さな開口しかない予備室のような部屋が残っていてシャワーヘッドやトイレのタンクの蓋がない。12Dならしかたない。レセプションで翌朝出発のタメルザ方面半日ツアーを強く勧められ、もともと行こうとしてたわけだし、砂漠は物足りなかったので35Dで参加申し込み。日本人の女の子4人とフランス人カップルが一緒らしい。近所のCapitolというツーリスト向けらしきレストランに行ったら客は僕一人。腹は減ってないがブリックとサラダチュニジアンとミネラルウォーターで5.7D。

翌朝蓋を開けてみればご一緒するのはブルギバスクールで学ぶ韓国人2人、日本人2人とボルドーから来た陽気なリタイア夫婦だった。シェビカ、ミデス、タメルザはアルジェリア国境近い山間部の街。山と言っても木が1本もない赤茶けた山脈とプチキャニオン、時々オアシスのヤシ群落。なかなかダイナミックな風景。砂漠とどっちかしかいけないならこっちがいいと思う。ムッシュボルドーがいろいろ詩人や小説家などボルドー文化の解説をしてくれるのだがフランス語の聴解力はまだまだだ。知らない人名をたくさん出されても覚えきれないし。のんびり回っていたのでだんだん予定の12時までに戻れるのか不安になってくる。13時のバスに乗りたいのだ。なんとか15分前にバスステーションで下ろしてもらったのだが、時既に遅し。バスは乗客と大きな荷物で溢れ、通路に荷物置いて腰掛けて行くのはつらいなぁと思ったが、乗せてもらえず。
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(一緒に行ったボルドー夫妻)

仕方ないのでルアージュステーションに行ったらすぐに人があつまり13:10には出発。ガフサには日本人が一人いて酒が買えると聞いていたのでちょうどよかった(?)。アルジェ国境付近で今年外国人が拉致されたし、ガフサ近郊の町でデモがあったらしいし、噂に聞いてた検問も初体験。ID見せるだけだが。ガフサでメシを食いましょうということになり、偶然ガルディマウ在住の日本人とシエラレオネから観光に来た日本人が南部へ行く途中でガフサでランチしようとしているところに遭遇。4人で2時間程話す。スファックス在住の日本人二人が今日レザールージュに行っているらしい。昨晩ガフサに戻れていたら偶然ご一緒していたかも。Douzの砂漠テント泊はもう相当寒いらしい。来年だな。酒を買いたかったのだけど、日没前に行った方がいい言われ、確かに昨日の教訓を生かさねば。最悪午前0時にケロアンに行くバスがあるのだが9時間もガフサで時間潰せないし、日付が変わる前に帰り着きたい。

ケロアンへの直通ルアージュはなく、チュニスまでの料金で途中ケロアンに寄って下ろしてもらうことになった。倍額だがしかたない。19.7D。ケベックから来たカナダの女性がケロアンに行くというので仲間ができて心強い。彼女は昨日ホテルカリムで僕を見たという。37Dと言われパスしたホテルだ。16:30ガフサを出発。18:00前には外は真っ暗に。19:00ケロアン着。マドモアゼルケベックが安宿に泊まりたいというのでホテルサブラを薦めて一緒にTAXIで行き分れる。19:30頃我が家に辿り着く。もし自分一人だったらスース行きに乗ってもう1、2時間余計に掛かっていただろう。この国では移動するのに予定が立たない。こんな行き当たりばったりの僕の人生。


posted by May_Say at 22:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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