
メディナの門前、マルティール広場の前面道路を通行止めにして、アスファルトを石張りにする工事がはじまった。ちゃんと水糸を張って舗石が並べられているが、水糸の先は石の重りにぐるぐる巻き付けられて置いてある。ちなみに冊替わりに置かれている水色の鉄の物体は通常チャリンコ置き場として使われているもの。
日本では安保闘争の時に舗石が剥がされて投石に使われた為に、その後アスファルト舗装が普及したと聞いたことがあるが、ケロアンではとりあえず暴動は起こらないような気がする。ロス暴動なんか見ても人種差別や地域経済格差といった対立軸があるからで、ほとんどアラブ人で日頃挨拶を交わし合うような商店に住民が投石、焼き討ちするとは思えない。ケニア、マダガスカル、イランなんかは政治的対立からだけど、チュニジアは今年大統領選があるとは言え、ベンアリさんの安定政権は続きそう。73歳というのが気にはなるけど。。。


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