
建築CADソフト、VectorWorksのバージョンアップ案内(→12.5)が届いた。
バージョンアップ代55,650円。高いよ。それだけメリットがあるのか?
インテルCore2プロセッサ対応になったわけだが、PowerPC用で十分動いてるし。
細々した改良新機能も5万以上の価値があるとは思えない。
今回からVectorWorksDX(ベクターワークス デザイナーズ エクステンション/Designer's Extension)というパッケージができて、これまでのユーザーは「拡張ツール集」という対応になっている。Google Earthへの取り出し機能とか、造園、舞台照明、機械設計への主に3D機能の拡張。
サポートの対応とかバージョンアップの度に高額の料金をむしり取られるビジネスモデルに嫌気がさして、数年前から3DCGはShadeを使っているので、2Dの方は、まだアップグレードしなくてもよさそうだ。
費用対効果、コストパフォーマンスに対する消費者の目は年々厳しくなっているわけで、とりわけ建築 CADの分野ではJwcadという高性能のフリーウエアがあるので、よほど使えるものじゃないと17万円、RenderWorksをプラスして20万円以上、DXだと30万円超は出せないよ。
Macユーザーは他に選択肢がないからVW使ってるとこもあるんだから。
ちなみに世界でシェアが大きいといわれるAutoCADはAmazonで
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たぶん学校や職場で最初に覚えたソフトをずるずる使い続ける人が多いのではないか?複数のソフトの操作方法を一通りやっても使ってないとすぐ忘れるし、取引先や協力事務所からの要望でもないと乗り換えは難しいだろう。過去のリソースをどうするかという問題もあるし。