2007年03月18日

となり町戦争

三崎亜記著「となり町戦争」を読む。
第17回小説すばる新人賞。昨年、江口洋介、原田知世主演で映画化もされている。
http://www.kadokawa-pictures.co.jp/official/tonarimachi/
ずいぶん前にストリームのブックレビューで紹介されていて、予約していたもの。

ある町が、町の振興事業として、となり町との共同事業である戦争をするというもの。カフカや安部公房のようなシュールさと不条理感のあるテイスト。

すばる新人賞を狙う着眼点としては面白いと思うが、ちょっと淡々としたストーリー進行に物足りない感じもする。

戦争による「まちづくり」

防衛庁が防衛省に昇格し、教育基本法で愛国心が論議され、憲法改正の為の国民投票法案が採決されようとしている今、まちづくりに関わる人、公務員、市会議員、教育者、サラリーマン、ニート各位に読んでもらいたい。
posted by May_Say at 11:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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