開場前の劇場前は人でごった返しているが、金曜昼の部のためか、60代70代80代のばあちゃんが8割方占めている印象。毎日芝居に旅行にと悠々自適な世代。そういう人達は時にイベントをダブルブッキングしてしまったり、とりあえずキープしといたけど体調がすぐれないからやめとこう、とかでチケットを余らせてしい、もったいないので私のところにも回ってきたりする。
木曜のクローズアップ現代でデイビッド シプラー氏のインタビュー、アメリカのワーキングプアの特集をやっていたけど、今や貧困率の世界1位はアメリカで、2位が日本なのだそうだ。20代30代40代は企業の中枢で働く勤労者かワーキングプアでいずれにしても平日昼の部歌舞伎でまったりなんてほとんどの人はできないのかもしれない。
で、演目は、
一、泥棒と若殿(どろぼうとわかとの)
二、天覧歌舞伎百二十年記念
歌舞伎十八番の内 勧進帳(かんじんちょう)
三、与話情浮名横櫛(よわなさけうきなのよこぐし)
四、女伊達(おんなだて)
泥棒の話が場面転換もあり普通のお芝居っぽく楽しめた。
勧進帳や女伊達は邦楽が気持ちよく半分くらい意識を亡くしていた。
家に戻ると、なんと! ブータン政府から派遣要請が取り下げられたという連絡が! すっかり行く気満々だったのに、今年度中のブータン移住はなくなった。次善の策としては、チュニジア、ドミニカあたり考えてみるか。チュニジアはアフリカ北部エーゲ海沿いで大学時代4年間フランス語をやっていたから猛復習すればなんとかなるか?
ドミニカは中米ハイチのお隣、キューバ、ジャマイカも近い。仕事ついでにあのへんの音楽を生で聴きたいって気もするが、ネックはスペイン語。モトジメは大丈夫ですみたいなこと言うけど、スペインは2日ほどしか滞在したことがなく、3ヶ月そこらで一から話せるようになれるとはとても思えん。。。。。